発達障害の子供と特徴、原因となる大人の判断

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発達障害とは各種の精神障害の総称でもあり、共通する疾患を幅広く捉えた分類の一つです。必要に応じてそれぞれの病名がつけられることになります。脳機能の一部や能力の一部が欠如しているものとして、自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)、精神遅滞(MR)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)を含みます。共通するものとして社会でのコミュニケーション能力の欠如があり、他に言語能力、注意力、記憶力の機能異常があります。

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ー学習障害(LD)についてー

学習障害の場合は先天性とは限らず、平均的な知能を持っています。個人の実際の潜在能力と成績がかけ離れている場合、その原因が何らかの神経学的疾患であれば学習障害と診断されます。そして、重度であるほど親が気付く年令は早く、軽症の場合は義務教育が始まった頃に気付くことが多くなっています。

知能評価に関しては学校職員によって行われて、行動観察や学業成績が判断基準に用いられます。医学的には家族に対する遺伝的な要素の聞き取りや神経発達学的な診察が行われます。最後に心理学的な評価が行われて、精神障害や性格判断などを含みます。その結果、診断が確定します。

ここまで正確な診断を求める親がいるのかどうか?という問題や、診断されたところで待遇の違いが細分化されているのか?という疑問も残ります。待遇だけで考えるとIQ70~85というボーダーラインで二分すれば問題ないはずです。

発病の原因として、妊娠中や分娩の時の母体の合併症や、母体の疾患、妊娠中の薬物使用があります。その他、後天的な疾患の原因として中枢神経への感染や栄養失調、その他社会的環境なども要因の一つとして考えられています。後天的な要因の中でも、疾患や外傷によるものは発達障害には含まれず、心理的・環境的要因が影響した場合も発達障害に含まれません。

ー精神遅滞(MR)についてー

軽症の場合は就学するまで判明しないことが多く、重症の場合は脳性まひなどの原因が明らかな疾患があり、運動障害を含めて言語の発達の遅れなども出てきます。通常の義務教育の場に置かれると、本人は周りとの違いに気付き神経症状を起こすこともあるため、施設に収容する必要も出てきます。これを環境の調整といいます。

知能指数による分類・定義では、IQ75未満を4段階に分けて重症度の判定を行うこともありますが、この分類によって得られる待遇や支援がないことから判定の意味はありません。重度のMRに遺伝的要素はなく、軽度のMRには遺伝的要因があると言われています。MRの親を持つ子供は発達障害の可能性が高いものの、それ以外の子供の場合は原因不明となっています。

出生前診断において、染色体異常や遺伝子のアミノ酸代謝異常が見つかるとMRの可能性が出てきます。出生前診断により中絶の選択肢があることを親は考えるべきかもしれません。また、妊娠から出産までの間に母体からの薬物の影響であったり、胎児が正常に育っていても分娩時にMRの原因になるリスクは数多く存在します。出産後は脳炎や髄膜炎などが原因となる場合があります。

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