痛い子供の口内炎(舌)の原因と治し方

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口腔内全体に起きる炎症の原因としては、ビタミンB2の不足によるものがほとんどであるため、予防も含めた治療法は一般的にビタミンB群の補充で十分です。大人でも子供でも口内炎の初期であればそれだけで治ります。また、ステロイドが効果的な場合もあります。子供では母親から受け継いだ免疫がなくなる頃の6か月から3歳までに多いと言われています。

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逆にウィルス性の口内炎は免疫力の低下とともに発症しやすくなっています。食事の偏りから口内炎になることは少ないので、ビタミン欠乏以外の口内炎としてはウィルス性、細菌性のものに分類されます。

「ヘルペスウィルスによる単純疱疹」

ウィルス性の感染症としての口内炎は、ヘルペスウィルスの感染による単純疱疹があります。症状としては舌や歯肉、口唇周辺の水ぶくれによる違和感だけという場合が多くなっています。幼児期に感染、発症した場合に高熱や痛みなどの症状が重く、長引いた場合にはウィルスが体内に残ったままになり、何らかの原因で免疫力が低下した場合に再発することになります。

元々このウィルスを持つ成人が多いため、発病するかどうかはストレスホルモンの増加や免疫力の低下に影響されるといわれています。これの治療に関してはゾビラックス(一般名、アシクロビル)という抗ウィルス剤が有効ですが、あまりにも一般的に使われているため耐性形成にも注意が必要になってきます。

「帯状疱疹の神経痛と痛み対策」

ウィルス性の疾患として、もう一つに帯状疱疹があります。これは水痘ウィルスの感染によるものが多く、水痘にかかっていない子供からの接触感染が多いと言われています。それが神経節に留まったまま高齢になることがあり、免疫力の低下によって発症することになります。そして神経に沿って症状が出てくるというわけです。これが長期間にわたって治癒に至らず、痛みと炎症が大きく慢性化してくると次第に神経に与える影響が大きくなっていき、慢性的に痛みが続く帯状疱疹神経痛を起こすことになります。

そのため、治療の段階では、抗ウィルス薬でヘルペスウィルスを減少させて、神経痛をできるだけ抑えることが必要になってきます。痛みを減らすことも必要ですが、とにかく痛みや痙攣などの後遺症を残さないためにも、ウィルスの増殖を止めることでウィルスを死滅させることが先決です。

帯状疱疹の痛み止めとしては、リリカ(一般名:プレガバリン)やトラムセット(弱オピオイドとアセトアミノフェンの合剤)などが強力に効きますが、それなりに副作用も大きなものになっています。NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)でも胃を荒らさないタイプも出てきているので、ステロイドが使えない場合は選択肢は上記の3種類と、軽く効くノイロトロピンを使うことになります。

「子供に多い舌と口内に起こる病気」

手足口病は子供によくある感染症ですが、手足を含め、口の中(特に舌)に多発する水ぶくれですが、発熱もなく、自然に治癒します。これもウィルス性のものです。

ヘルパンギーナというウィルス性の夏風邪では、4歳前後の子供に多くなっています。咽喉の痛みと高熱が数日続きます。口内や舌にも水疱疹ができることもあり、学校伝染病に指定されています。

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