子供が感染しやすい気管支炎の症状と治療

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大人がウィルス性の急性気管支炎に感染すると激しい咳が何日も持続します。そして、ウィルスを含んだ痰を排出するので空気感染を起こします。マスクなどの感染予防対策が取られていない場合は家庭内感染を引き起こします。小児は免疫力や抵抗力が低く、ウィルスに感染すると上気道炎のあとに急性気管支炎を起こしやすくなっています。慢性鼻炎やアレルギーを持っていれば、一度治癒しても繰り返し発症する危険性があります。

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ーRSウィルス感染症の症状と治療ー

小児や高齢者が感染すると重症化しやすいウィルス性気管支炎ですが、特に接触感染や飛沫感染によるRSウィルス感染の症状として、小児の細気管支炎や肺炎などの原因になり重症化します。

年齢によって症状は異なります。乳幼児の場合は中耳炎の合併症もあり、上気道炎や気管支炎の場合であっても悪化する傾向にあるために肺炎を起こすこともあります。細気管支炎による呼吸困難もあり、最悪の場合は無呼吸による突然死も考えられます。咳がひどい場合は鼻粘膜からRSウィルスの検出が可能になっているので、早めの診察を受けましょう。

あまり現実感のない話として、RSウィルスに感染した場合は日本に治療薬がないため、「シナジス」という免疫グロブリン製剤に予防効果がある程度ですが、保険適応ではないため予防だけで、1か月40万円(1回8万円)ほどの出費になります。他には、多くのウィルスに効果があるといわれるC型肝炎用の「リバビリン」がRSウィルスに効果があるという説もあります。

小児科の場合は自費扱いの医療費は半額だったかと思いますが、自治体によって異なる場合もあり不明な点もあります。(東京都の場合は中学生まで医療費負担なし)

慢性気管支炎や気管支喘息などの慢性疾患による通院・入院の場合、18歳未満の小児は前年度の所得課税額で決まりますが、自己負担限度はわずかなものです。(小児科で扱う疾患の場合18歳未満は小児になります)

RSウィルスの場合は、悪化する前に早めの治療を受けましょう。という結論になりますが、鼻粘膜から綿棒で採取して30分でRSウィルスの特定を行う場合、1歳以上の患者では病院が費用を負担することになるために積極的に行われないという現状もあります。血液検査であれば行ってくれますが、判明するのは数日後になるのが一般的です。

ーその他の感染症と治療などー

気管支炎の原因となるウィルスでは、冬はインフルエンザウィルス・ライノウィルス・コロナウィルス、夏はアデノウィルスなどがありますが、全ての予防注射を済ませている乳幼児や小児の場合は重症化しません。細菌感染ではマイコプラズマや肺炎球菌やその他の常在菌も考えられますが、細菌の感染症であれば抗生物質で治ります。

あとは咳止めや去痰剤、解熱鎮痛剤としてアセトアミノフェンなどで気管支炎の諸症状も治まります。程度によっては消炎酵素剤やステロイドが使われる事もあります。呼吸が困難な様子であれば、気管支拡張剤で気道を拡張させると楽になります。

また、ウィルス性の場合の家庭での対処法として、熱がある場合は経口補水液OS-1(ナトリウムが多めで水分が小腸で吸収されるタイプのもの)などによる充分な水分補給が必要です。感染防止対策はもちろん、スチームによる加湿は欠かせません。空間除菌を行うという二酸化塩素は、逆に気管支を刺激する恐れもあります。

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