つらい小児喘息発作の原因と症状

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意思表示のできない、乳幼児や小さい子供が座ったまま苦しそうに呼吸をしている姿を見ると、どこがどのように苦しいのかわからず、対症療法に留まる事が多いようです。38.5度以上の高熱が出れば解熱鎮痛剤を与えるのが一般的ですが、それを繰り返すだけでは気管支炎から肺炎へと悪化する場合もあります。

困ったことに小児科医でも対症療法に徹する場合があるので、最悪の場合は重症の肺炎から死に至る事もあります。気管支喘息を起こす小児はアレルギー体質であって、喘息の原因は気管支だけでなく肺胞も関わっているので、ウィルスや細菌に感染する危険性があるので要注意です。

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ー小児喘息に罹った時の受診科は?ー

実は小児喘息という病名はありません。正しくは気管支喘息ですが、小児の治癒率70%に比べて成人の場合は治癒しにくいため、便宜上区別されています。小児の70%の治癒率といっても決して高くはありません。

当初は気管支炎なのか上気道炎かわかりにくいものですが、子供の気管支あたりに耳を当てると、深呼吸の時に雑音が聞こえるのでわかります。気道の場合は外部から見ただけで息苦しいのがわかるはずです。

というわけで、最初の受診科は小児科の入院設備のある総合病院の「呼吸器内科」に行くのが望ましいのです。総合病院では紹介状が必要な場合が多いので、それがない場合は初回だけわずかな差額を支払って受診することができます。小児科の開業医で治療を受けたのちに紹介してもらう方が医療費としては高くつき、無駄な時間が経過します。

国内ではアレルギー疾患の医療に対して疑問を抱く医師もいます。少なくともアレルギー疾患に関して、治療方針は小児科医によっても異なるため予後が変わると断言できます。小児科の開業医を含めて救急医療の質にも疑問があります。

ー小児の気管支喘息の発作と予後ー

気管支喘息は気道や気管支のアレルギー反応であって、特に気道の粘膜に炎症を起こして粘膜の浮腫(むくみ)と痰などの分泌物によって扁桃や咽頭から気道、気管支に至るまで狭窄を起こした状態が、気管支喘息の発作です。このアレルギー性気管支炎の基礎としてアトピー体質があります。

ここまで悪化すると、肺に空気を送り込むだけで体力を消耗します。咳をすることによって痰を排出しようとするのですが、炎症が原因で気道が狭くなっているので、さらに痰が溜まっていくことで悪循環を起こします。こうなると、横になって寝ると気道が詰まって呼吸できません。小児でも座って寝ます。

小児の気管支喘息の原因として、家族にアトピー罹患歴があれば同じ体質を持っているので、乳児湿疹の有無でアレルギー体質の傾向があるとわかります。1歳前後から風邪を引きやすく気管支炎を起こしやすくなると、気管支炎や肺炎を繰り返す危険性があります。

最も注意が必要になるのが肺炎で、肺炎が次第に悪化していっても、小児の場合は最初は高熱だけで元気そうに見えます。しかし、解熱鎮痛剤も効かなくなり、次第に元気がなくなってぐったりしてきます。そうなると肺炎中期から末期というケースが大半です。

その後何年か経過して小児気管支喘息へと移行していきます。治療することによって70%が治癒して再発することはありません。思春期までに治らない場合は成人型の難治性の気管支喘息になります。

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