血管性頭痛と緊張性頭痛の症状と治療法の違い

memai

「血管性頭痛」はセロトニンに血管壁が過敏な体質の場合に、血管が収縮した後の拡張した際に痛みが起こります。「緊張性頭痛」は僧帽筋などの緊張によって血行が悪くなると、酸欠から頭痛が起こります。というのは現段階では一つの説に過ぎませんが、全ての頭痛は血管の炎症が原因になっている、というのは間違いありません。

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ー血管を持つ脊椎動物特有の頭痛ー

血管性頭痛をはじめとして、緊張性頭痛や群発頭痛、偏頭痛、くも膜下血腫など、原因や症状の違い、原因物質の違いはありますが、全ての頭痛の原因は血液中にあるプロスタグランディンによる炎症反応と言われています。血管を持つ脊椎動物だけにある血管が原因で起きる頭痛で、血管を持たない甲殻類に頭痛は起きません。

性差では特に女性に多い偏頭痛は、女性が8割を占めています。緊張性頭痛では女性が6割です。精子の尾の部分にあるミトコンドリアDNAの中に偏頭痛の遺伝子があり、受精の時に切り離されるため、偏頭痛は父親から遺伝することはなく母親から遺伝します。

約840万人が偏頭痛持ちという統計結果があります。偏頭痛の場合は予兆があり、閃輝暗点が代表的な症状です。そのあとに酷い痛みに襲われます。予兆があったのちにトリプタンやエルゴタミン製剤の服用によって異常な血管拡張を抑えて偏頭痛の発症や悪化を予防できます。

また、偏頭痛の原因として、二度寝や過眠の後に多幸感があればセロトニンが放出されています。そのあとに偏頭痛の発作が起きるのが一般的なので、異常な血管拡張に対する予防策を取りましょう。

ー僧帽筋の緊張からくる緊張性頭痛ー

緊張性頭痛は頭痛の中で最も多く、頭痛持ちの中でも90%を超える約2,200万人が緊張性頭痛を持っています。僧帽筋や肩の筋肉の緊張によって血行不良が起きます。筋肉が固まることにより、血管の平滑筋の動きが抑制されて起こる痛みです。偏頭痛のような拍動性の痛みではなく、予兆や発作的な痛みもありません。

予防法としては、骨格筋弛緩剤や精神安定剤による筋肉の緊張緩和が有効ですが、発症した場合はアセトアミノフェンなどの一般的な解熱鎮痛剤で治る程度の痛みです。慢性的に再発を繰り返す場合は、ストレスなどの心因的な要素が関係して筋肉の緊張が起きると考えられます。

薬に頼らない治療法としては、僧帽筋の緊張や肩こりをほぐす方法として、何層にも重なっている骨格筋全体をほぐすことで緊張性頭痛が起こりにくくなります。緊張性頭痛や肩こりからくる頭痛は、インナーマッスルをほぐして血行を改善することが最も効果的です。即効性はありませんが、予防に効果的です。

ー緊張性頭痛の即効性のある治療法ー

トリガーポイントに麻酔をすると緊張性頭痛の原因となっている、僧帽筋の緊張緩和と血行促進によって酸欠による痛みを改善して持続的に痛みのコントロールを行うことができます。

オパルモンの服用や注射によって、末梢血管の血行改善が行われて痛みは軽減します。割と根本治療に近い薬物療法とも言えます。これに似た作用をするのが、リドカインとアドレナリンの注射があります。

これは局所麻酔とアドレナリン(エピネフリン)によって心拍数や血圧を上げて血流増加を図るもので、温熱療法以上の即効性のある効果が期待できます。

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