大腸がんの危険因子や内視鏡による検査と治療について 

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大腸がんとは盲腸、結腸、直腸などの大腸にできるがんのことで、悪性腫瘍を含みません。また、肛門付近にがんが出来た場合は肛門の括約筋まで切除することがあるので人工肛門になりますが、その場合でも大腸がんに含まれます。盲腸がんはかなり稀なケースで直腸がんと結腸がんが大半を占めています。ポリープが最初に出来た場合、それを取り切ってしまえば大丈夫と思い込んでいる人もいますが、ポリープが再発して腫瘍に変わり、悪性腫瘍から大腸がんに発展する可能性はあります。また、ポリープから直接がんに変化することがあるので安心できません。


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ー未然に防ぐことが出来る大腸がんー

ポリープとは粘膜内に出来る隆起のようなもので、この段階では病気とは認められず自覚症状は全くありません。ポリープの段階で見つかった場合は最悪でも初期がんの可能性があるだけです。早期治療によって大腸がんを未然に防ぐことができます。また、細胞の培養によって腫瘍が出来た場合でも悪性か良性の判断が可能です。

ポリープは腫瘍になる場合と、腫瘍にならないものに分類されます。腫瘍になると判断されたら早期治療が必要です。腫瘍になる可能性のある場合は、癌になるか、腺腫(大腸ポリープ)で済むという大きな違いがあります。

現在ではがんによる死因で最も多いのがポリープを甘く見た末の「大腸がん」です。大腸ポリープの80%は良性といわれているので、自分がガンになるわけがないと考えているのか、仕事が忙しくて通院したくないのか、このどちらかが大腸がんの死因となります。良性が悪性(進行性)に変わることがあるので要注意です。

80%が良性と言われているポリープですが、1センチ以上の大きさになると25%の確率でがんになります。2センチ以上では40%弱という高確率です。

ー遺伝子検査で発がん性を予測ー

発がん防止に係わる遺伝子の異常により、がんが発生することは20世紀から知られていることです。APC遺伝子やK-ras遺伝子、P53遺伝子など、どれかに異常があればがん化が進行していきます。

ポリープであっても遺伝子の欠損や損傷次第でがんになる確率があらかじめ判明しています。他にも家族の病歴を調べることで、発がん防止のための遺伝子が損傷を受けていることが判明すると、そのまま遺伝的要因により発症します。

ー積極的に受けるべき検査ー

バリウム検査や血液検査でもある程度の大きなポリープやがんを見つけることはできますが、大腸内視鏡検査では同時に治療を行うことが出来ます。小さなポリープでも見つけて粘膜下層と一緒に切除してしまうためほとんどのポリープ切除を内視鏡で行えるという手軽さがあるので、内視鏡はお薦めです。触診ではよほど大きなものしかわかりません。

40歳以上は年に1回の血液検査だけの定期検診を行うことになっていますが、家族に大腸がんの者がいれば積極的に内視鏡による定期検査を受けるべきです。それだけで死亡率が最も多い大腸がんを予防することが出来ると思えば簡単なものです。

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