MRI・MRA検査とは?検査の目的と見つかる病気・検査の危険性

kensa

核磁気共鳴画像はNMR(Nuclear Magnetic Resonance) と呼ばれていた時期もありましたが、最近では「MRIまたは、MR」と呼ばれるのが一般的です。MRAは磁気共鳴血管造影で「MRアンギオ(グラフィー)」と区別がつきやすい呼称になっています。繰り返し検査を受ける場合でも、検査被ばくや発がんの危険性を意識しなくて済みます。どちらも同じ機器を使うので病院内ではMRと省略しますが、患者がMRと言うと紛らわしいかもしれません。

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ーMRIのメリット・デメリットー

■MRI( Magnetic Resonance Imaging):撮影後にコンピューターで3Dのイメージング処理を行うため、MRIと呼ばれます。MRIでもMRでもどちらでも構いません。正確に書くとNMRIですが、英語を省略したい日本人なのでこうなっています。

判明する病気として、脊椎の場合は脊椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、脳出血、脳腫瘍、脳梗塞、CTで見つからない小さい腫瘍、頸椎症、骨・軟骨・靭帯の病気全てがわかります。
骨盤腔内MRIでは、子宮や膣、前立腺、卵巣、膀胱の病気など、婦人科系の疾患がわかります。

【メリット】
・CTより解像度が高い。
・放射線を使わないので被曝しない。
・脳出血の範囲が判りやすい(救急の場合はCT)。脳梗塞や脳腫瘍の状態がわかる。
・イメージング処理によって、3Dの人体のどの面でもスライスできる。
・造影剤(ガドリニウムDTPA)を使用する造影MRIでは腫瘍が判別できる。

【デメリット】
・解像度を下げるとスライスの感覚を狭くしても写らない部分が出来る。
・解像度を上げると、地場の反転によるハンパではない騒音がある。
・磁場によって体内の金属が発熱する。
(CTに金属を持ち込むとメタルアーチファクトという楽しい画像が撮れる。)
・ペースメーカーの機能に障害を与える。
(最近の埋め込み型の除細動機能付きペースメーカー(ICD)は使用可能)
・閉塞感があるので、閉所恐怖症の場合は途中で中止することがあり、再検査になる。
(オープン型は閉塞感がないので、小児科や精神科などで使われています)

【危険性】
・地球の磁場の3万倍の磁力が人体に与える影響が解明されていない。
・磁場の高速反転を繰り返すことにより、神経に刺激を与える可能性がある。
・足元に金属があるとミサイル効果(コイルガン)で頭部に向かって金属が発射される。
(死亡例:MRIの入り口付近に置いてあった酸素ボンベが磁場に引き寄せられて、時速40キロ以上の速さで患者の頭部を直撃・脳手術後のクリップが外れる・ペースメーカの破損)

ーMRAのメリット・デメリットー

■MRA(Magnetic Resonance Angiography):磁気共鳴血管造影で、こちらもコンピューター処理によって血管だけを3D画像にします。

【メリット】
・造影剤の必要がないこと。CTの造影剤のような副作用がない。
・頭部の血管の場合、狭窄や梗塞、動脈瘤が簡単に見つかる。
・髄膜内の出血部位の特定ができる(くも膜下、硬膜外など)
・頸部MRAでは動脈硬化の程度や頸動脈の病変がわかる。

【デメリット】【危険性】MRIと同じ検査装置なので、デメリットと危険性は同様です。

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