X線検査やCT検査の必要性と被曝のリスクとは?  

rentgen

CTもX線を使っているので、検査機器としては、X線「レントゲン」、CT「CTスキャン」というのが区別しやすいので一般的です。造影剤を使わないX線写真を単純X線写真と呼び、歯科ではX線写真と検査機器を合わせて「デンタル」と呼んでいます。呼び方は各診療科によって異なるので、そのあたりは適当です。レントゲンやCTスキャンは様々な診療科で使われて、被曝がほとんどない安全な検査機器として一般に知られています。

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ー被曝の少ない安全な検査機器、CTスキャンー

MRIの検査のメリットとして「CTスキャンと違って被曝しない」という利点は比較に出されます。CTスキャンの利点としては「MRIと違って死亡事故がない」でしょうが、救急患者搬送時のCTは便利なものです。頭部外傷のあとにわざわざ開頭して内出血を確認しなくて済みます。

放射線の影響を考えるとキリがないので、放射線治療などの確定的影響と、検査機器による確率的影響に分けてしまいましょう。閾値を超えれば何らかの影響は出ます。確率的影響がある検査によって「発がんするかもしれない」し、「しないかもしれない」。という2分の1の確率で発がんするかもしれない。という詭弁も出てきます。

その、2分の1の確率で「発がんするかもしれない」という安全な検査機器CTスキャンにもいろいろな種類があります。線量を抑えて全身を3D画像にするという、スパイラルCT(ヘリカルスキャンCT)など、0.5mm幅での撮影可能なものや、マルチスライスという回転数を上げたもの(輪の中でX線を放出しながら検知器も同時に回っています)、造影剤を使ったものや、全体を動画で見ることができる4DCTまで登場しています。

手ぶれ補正機能付きCTでレントゲン並の被曝・・・、というのも実現させたいようですが、安全だとアピールするのであれば解像度を上げる方向で開発を進めてほしいものです。

ーCTスキャンで発見できる病気ー

発見できる疾患として、頸椎から上の部分では、脳出血・脳腫瘍・椎間板ヘルニア・椎間板の破裂、脊椎骨折など、交通事故後にみられるような症状が大半で、脳神経外科や整形外科での緊急性の高い手術前の検査。大動脈瘤や大動脈解離などの、余命数日単位の危険な症状の手術前画像診断。(血管造影でも所要時間1分程度)

虫垂炎や腸閉塞、憩室炎、眼窩周辺の炎症、尿路結石など、急性の痛みが襲う緊急手術を要する疾患と、群発頭痛などの痛みの激しい疾患の処置前診断。

気管支拡張症:気道の炎症が慢性的にある場合、気管支内に粘液があふれて気管支が拡張したままになることも。呼吸ができなくなる。
肺気腫:肺が拡張したまま収縮しない状態。気道閉塞を起こして呼吸困難になる。医療系テレビ番組ではペンを肺に刺すことも。間欠性陽圧呼吸器を使う。
肺塞栓症:ロングフライト血栓症により肺静脈や肺に塞栓ができる。肺動脈が詰まると心臓からの血液が流れないため、動脈中の酸素低下により呼吸困難を起こす。
肺炎:炎症が及んでいる範囲を確認する。

肺と気管支疾患であればレントゲンで済みそうですが、以上のような症状であれば、CTが頼もしく思えてきそうです。被曝など関係ないという人も出てくるはずです。

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