デスクワークの姿勢が招く頸肩腕症候群と肩こり

katakori

肩こりは病名でも症候名でもありませんが、どこの痛みかといえば両肩の頂点を結んだ逆三角形の僧帽筋の張りによる痛みです。僧帽筋に影響される部位としては首、肩関節、上腕、背中です。肩関節には肩甲骨と鎖骨がつながっているので、首を動かすと結果的に背中や両肩、両腕に影響が及んで肩が凝るということになります。

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ー血流の悪さと僧帽筋を介した肩こりー

腕の重さだけでも僧帽筋を介して背中、肩、首に影響があるので、肩こりだけでなく頭痛が起きることもあります。僧帽筋がつながっているところは相互に影響し合っています。頭を支えるだけでも僧帽筋を使うので、肩や背中が痛むこともあります。

筋肉が硬くなると血行も悪くなります。硬い筋肉で血管を押さえつけているようなもので、血行不良による酸素不足でも筋肉痛になります。筋肉の収縮によって血流を増すという作用があるので、筋肉を出来るだけ柔らかい状態にしておくと収縮力が上がって血流が滞ることもなくなります。

ー前傾姿勢と腕の重さによる肩こりー

デスクワークなどで首を傾けたまま同じ姿勢で仕事をしていると、首と腕の重さが他の部分に負担をかけています。肩関節だけでなく肩の三層の筋肉が張ることになります。肩の筋肉は180度回るように肩から浮いた状態になっているので、表面だけマッサージをしても肩こりはなかなか取れません。

深部の筋肉でもあるインナーマッスルまでほぐすと肩こりは取れます。普通のマッサージでは難しいのでトリガーポイントに刺激を与える事で僧帽筋を含めた全ての肩の筋肉をほぐすことができます。

鎖骨の中間あたりより少し下の部分の割と広い範囲、といってもわかりにくいので、左手で右の背中に手を伸ばして届く辺りで、肩と首の中間から背中に下がった部分です。指で押さえると痛む部分なので判りやすいと思います。そこが肩こりのトリガーポイントなので、鍼灸院の鍼やペインクリニックで麻酔を打つ場所になります。キシロカインの麻酔によって筋肉が弛緩するので、血流が改善されると肩に温かさを感じて痛みも取れていきます。

ー肩こりに大きく影響する頸肩腕症候群ー

首筋から肩と腕にかけて痛みや痺れなど、何らかの異常を感じる全ての症状のことで頸椎の疾患を除くものです。主にPCを使っている者が多いためパソコン症候群とも言われていますが、重度の肩こりの原因となっています。重度を超えて難治化した頸肩腕症候群では線維筋痛症の症状が出る事も明らかになってきました。

首筋から肩や腕にかけての痛みや痺れが出てくると、頭痛めまい耳鳴りなどの突発性難聴3セットが現れます。集中力や思考力の低下や抑うつや情緒不安定などの神経症状、末梢循環障害など症状が悪化したり軽快したり、ということも見られるようです。

頸肩腕症候群の治療として、投薬としては主にNSAID、骨格筋弛緩剤、ノイロトロピン、トラムセットや抗不安剤などが使われることもあります。頸肩腕症候群とはいえ肩こりも相当悪化しそうです。

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