膝や股関節に多い、関節炎や細菌性関節炎の治療

koureisya

関節炎といえば、最も代表的なものが自己免疫疾患の関節リウマチ(RA)は炎症性関節炎に分類されます。細菌性関節炎では、逆に免疫不全の場合に罹る非淋菌性関節炎や淋菌性関節炎や、結核性関節炎、痛風などの結晶誘発性関節炎、関節軟骨の減少から起こる変形性関節炎などその原因は数多く存在します。

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ー関節に起きる炎症の原因と治療ー

関節に炎症が起きると、関節軟骨や関節包などが侵襲されて関節の腫脹や関節液が異常に増えるため、「水が溜まる」という表現をされます。リドカインやステロイドの注射によって痛みと炎症を抑えることができますが、下腿の場合は負荷が大きいので、対症療法を繰り返すだけでは根本治療になりません。筋肉をつける事が最も必要であって、膝への負担を減らすとともに関節の炎症を減らすことにもつながります。

関節炎の中でも最も多い膝や股関節の変形性関節炎は加齢とともに関節軟骨が減っていくため、最初に滑膜の炎症があります。やがて関節軟骨がなくなると骨同士が当たって骨が破壊されるため激痛が起こります。股関節の変形性関節症では骨同士が当たっても激痛は起こらないのですぐに診察を受ける人少ないようです。そのため、骨の破壊が進むと人工関節に置き換える手術しか手段はなくなります。

ー全身性の関節炎ー

関節炎によって引き起こされる症状としては、疼痛や関節の腫脹、水腫、浮腫などがあり、影響が全身に及ぶと発熱や体重の減少が見られます。

関節リウマチは全身の血管に炎症が起きると痛みを感じますが、抗リウマチ薬(KMARD)がすぐに投与されて症状の軽減と進行を遅らせる事ができます。関節リウマチは特に早期治療が必要になります。

痛風では尿酸ナトリウムの針状結晶によって痛風発作時に全身性の痛みを引き起こします。痛風は尿酸値を把握しておけば予防できる疾患です。発症してしまうと治療が難しく、激痛を伴った発作に悩まされることになります。ステロイドの全身投与が行われることもありますが、減量していくための時間もかかり、根本的な治療になりません。

ー細菌性関節炎の原因菌と進行の速さー

細菌性関節炎では関節の腫脹や関節液の増加による腫れ、発赤、疼痛が起こります。原因菌としてはMRSAやVREまであると言われています。初期では関節液が白濁しているので診断は簡単ですが、細菌性の場合は悪化する速度が速いため、早期治療が必要になってきます。

VREの感染であれば現在のところ効果のある抗生物質が存在しないので、化膿している病巣を洗浄殺菌する方法が取られています。切開してダイレクトに殺菌すると全ての菌やウィルスは死滅します。あとは、二次感染防止の抗菌剤やテトラサイクリン系の抗生物質が使われる程度です。

通常、VREに感染しても無症状のケースが多いので特に治療を必要としませんが、病院では隔離されます。治療法が確立されていないため、カテーテルを使っている入院患者に感染する危険性があるという意味での隔離です。

といっても、VREに感染している場合は医師が厚労省に報告する義務があるので、退院したくても強制入院の形になります。ちなみに、黄色ブドウ球菌の性質を獲得したVRSAの場合はミノサイクリンに効果があります。

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