治る構音障害と、子供の早期発見が必要な難聴性構音障害

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構音障害や発声障害、嗄声(かすれ声)など声帯や口内の器質的な発音の障害を意味します。これらは脳の機能的な障害を伴わないため、発音は改善される可能性のあるものです。稀に心因性構音障害もあり、他に機能性構音障害は幼児や小学生に多く見られますが、医学的な原因は無いにも関わらず発音しにくい言葉があるというもので、成長するにつれて治っていきます。

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ー構音障害の分類と原因・症状ー

構音障害とは言語障害に含まれるもので、正確な発音が思い通りにできないものを指しています。分類上は、発声器官や発音器官に異常のある「器質性構音障害」、異常の見られない「機能性構音障害」、聴覚の異常を含む「聴覚性構音障害」があります。過去に言語障害と言われていたものは脳の運動機能障害が原因なので、現在では「運動機能性構音障害」と呼ばれています。

器質性構音障害:発声器官や発音器官に問題のある先天的な異常が多くなっています。舌が当たる口蓋の異常(口蓋裂や粘膜下口蓋裂)がある場合や舌や唇の形状の異常や、歯の咬合不良など。鼻濁音の逆で鼻から息が抜ける鼻咽腔閉鎖不全による構音障害もこれに含まれます。鼻詰まりの鼻濁音は構音障害ではありません。また、舌や口蓋などの傷害があると後天的に構音障害が出る事もあります。

機能性構音障害:発声器官や発音器官や神経系にも異常が見られないにも関わらず、特定の発音がうまくできないというもので、舌が回りにくくラ行だけ発音するのが難しいとか、「おかーたん」、「おとーしゃん」のような幼児語のようになることがあります。アクセントに問題はないので方言のように聞こえたりすることはありません。言語の発達が遅れたり、構音器官の動きが成長に伴っていないなどがありますが、歳を取るにつれて自然に治っていきます。

運動障害性構音障害:言葉を話すための器官に障害やマヒがあると発声や発音が出来なくなります。聴力は問題がないので筆談でコミュニケーションを行うことが可能です。突然声が出なくなる失声症(しっせいしょう)と似ていますが、失声症は一時的な症状であるのに対して、運動障害性構音障害はリハビリが必要になる長期的な構音障害です。失声症に比べると長く続くためストレスが溜まるという問題点があります。

ーその他の構音障害と原因・症状ー

難聴性構音障害:通常は1歳までに言語情報を得て言語を学習するものですが、先天性の難聴の場合は言語情報が何もないケースがあります。会話が聞こえなければ自分の発する声も聞こえません。構音器官が正常でも話すことができないという状態になります。新生児の段階で難聴スクリーニングが行われていれば、言語能力に支障は出ませんが、親が子供の難聴に気付くのは1歳前かと思います。

それから補聴器を使っても言語能力の発達を期待するのが遅いとは言えないかもしれません。4、5歳までに言語能力の基礎は出来上がってしまうので、学習期間が残っていれば言語能力に関しては大丈夫ですが、他の児童に比べると遅れを取り戻すのは難しいと言われています。

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