高血圧の基準値と目の症状、めまいが原因の吐き気など

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原発性高血圧と二次性高血圧に区別される高血圧。自覚症状が出にくいといわれている高血圧ですが、許容範囲内の血圧でも循環器系、特に血管に与える悪影響は進行しています。

「高血圧について」

高血圧になった場合でも、厚生労働省が設定した許容範囲90mmHg~140mmHgであれば自覚症状がないのがほとんどです。原因が不明である遺伝的要因などの高血圧は、以前の「本態性高血圧」が「原発性高血圧」と呼称が変わり(一次性はありません)、外的要因や内的要因などが加わった場合の二次性高血圧の場合、自覚していない要因により高血圧が悪化していくと次第に症状が出てくることになります。

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原因の一つとして、心臓が血液を送り出す量(心拍出量)が正常であっても、末梢血管障害により血行が悪くなった場合は血圧を上げて強制的に血液を流そうとして血圧が上がることになるので、その時点で何らかの末梢血管に疾患があることになります。

「大きな自覚症状のない高血圧」

大体の目安として、男性であれば150mmHgを超えるあたりでEDが初期症状として自覚できます。ED治療薬を飲みながら放置している人もいます。何らかの大きな合併症がおこるまでは治療の必要を感じないのが、面倒なことを避けたい人間の心理です。というわけで、生活に困らない範囲であれば高血圧は放置される傾向にあります。そのため、定期健診などで指摘されることが多いのですが、本人が必要性を感じないと積極的に治療を受けない。というのが高血圧の場合の医療の現状です。

ほとんど病院に行かない人の場合は、診察時に血圧が高めに出るため「高血圧症」という診断を受けて治療が始まる場合がありますが、自宅で計るとそれほど高くないという場合があります。仮面高血圧などと呼ばれるもので、本来は高血圧なのかどうか不明なグレーゾーンだということになります。

逆に病院で計る方が低く出るタイプの人もいます。しかし循環器以外の医者などは、病院では高めに出ると思い込んでいるため、病院での測定値より低めに見積もる場合があるので、それも問題です。循環器専門の医者なら「家で計るように」という指示を出すのが普通の対応です。「手首ではなく、腕で計るように」と指導するのも常識となっています。

許容範囲を超えている高血圧の場合、特に症状が出ない場合であっても体内に与えるダメージは進行しているのが一般的です。高血圧は本人の知らない間に、循環器系などに悪影響を及ぼすという面倒なものであり、厚労省が定めた限度よりもかなり低い血圧でも動脈硬化などの血管障害は進行していきます。

「高血圧が与える目の症状や吐き気など」

網膜や神経系に何らかの変化を起こす原因として末梢血管の血行不良もあり、血行不良に体が反応して血圧が上がることになります。急性の高血圧として脳圧や眼圧が亢進することもある程度は考えられるものの、眼圧とは関係なく緑内障が起きることもあり、失明の危険もあります。緑内障と高血圧の関連性は難しいところもありますが、ニプラジロールというβ遮断薬の適応症としては高血圧と緑内障、狭心症であるため両方に共通した薬という何らかの相関関係があるものと推測されます。

高血圧から吐き気が起こる可能性もありますが、吐き気はどちらかというと高血圧の合併症が起きたのちに回転性めまいから起きることはあります。眼振があって周りが回っていると吐き気は起きますが、よほど症状がひどくないと嘔吐まではいかないでしょう。

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