高血圧予防の塩分制限のための食事と、利尿剤による糖尿や痛風の合併症

wasyoku

個人差がある食塩摂取許容量と、食塩感受性の違いにより食塩に影響されない高血圧があります。高血圧の治療を受けている患者としては判断に苦しむところです。

「120mmHgでも要注意!?」

高血圧とは言えない縮小期の血圧(一般的にいう「上」)が120mmHg以上でも、常に血管に負担がかかっています。そしていつかは脳血管にも悪影響を及ぼします。これは血管壁にある内皮細胞の一酸化窒素の濃度不足によるもので、それによって血管が拡張されにくくなり弾力を失います。その結果、活性酸素により血管にダメージを受けながら動脈硬化が起きやすい状態に進行していくことになり、その結果高血圧になるという悪循環も考えられます。

スポンサードリンク



この120mmHgというのは、血中のアミノ酸「シトルリン」が不足している状態の話です。不足していない場合であれば、厚労省発表の高血圧ガイドラインの目標値90mmHg~140mmHgを維持していけば大丈夫です。

「高血圧の予防と治療を兼ねたアミノ酸」

食事からシトルリンを摂取できていれば一酸化窒素不足にもならず、血管は容易に拡張されるため、血管の状態の程度を表す「血管年齢」の老化を防ぐことになり、弾力性を失わないために動脈硬化にもなりません。このアミノ酸と一酸化窒素の関係の発見により、ルイス・J・イグナロ博士はノーベル医学・生理学賞を受賞したと言われています。詳細は調べていませんが、今のところ疑う余地はないようです。現在のシトルリンの摂取目安としては1日4gとなっています。

食事によるナトリウム制限は現在のところ、高血圧治療ガイドラインによると、食塩の場合1日6g未満となっています。しかし、ナトリウムの摂取により影響を受けるのは個人差があるため、「食塩感受性」の違いにより血圧に与える影響が違ってくるため、食塩摂取の上限は人によって違います。ただ、血圧以外に与える影響を考えると1日6g程度が妥当ではないかということになっています。しかし、ここまで食塩に対して神経質になると、食塩感受性が変わってきそうな印象もあります。現在のところ、食塩感受性のある高血圧患者は4割弱となっているため、それ以外の患者に対して減塩療法はあまり効果がないということにもなります。

「食事による高血圧予防と治療」

食事が高血圧に与える影響ですが、6gというと、うどん一杯が許容範囲になります。そんな生活は考えられないですね。1日の減塩量を1gとした場合に血圧が1mmHg下がると言われているので、毎日1gの減塩によって1mmHgずつ下がっていくことになります。平均的な摂取量が11g程度なので、毎日の摂取量を6gに維持していけば毎日5mmHgずつ下がっていきます。しかし、食塩感受性のない高血圧の場合はそれほど効果がないので面倒な話になりそうです。

カリウムによってナトリウムが排出されるため、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを含んだ岩塩や海水から取った塩分の場合では許容範囲が増えることになるため予防も兼ねることになります。食塩として精製したため、塩化ナトリウムだけにしてしまったのが間違いの元です。自然にあるものを摂っていれば、ナトリウムの過剰摂取も起きないため、高血圧の患者も増えていなかったという結論にもなります。

痛風や糖尿に悪影響を及ぼすものとして、高血圧の治療薬として使われる利尿剤によって誘発される遺伝的体質もあり、これにも個人差があるため、利尿剤を使ってはいけないとは一概に言えません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る