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インフォームド・コンセントと自己決定権
この場合の「自己決定権」とは医療上の権利です。幸福追求権が元になり、自分の生き方は自分で決めるというもの。医師から説明を受けた上で治療法を患者が決めるという意味で、医師が考えられる範囲の全ての説明を受ける権利が前提にあり…詳細を見る -
自己免疫性膵炎(IgG4関連疾患)
自己免疫性膵炎(AIP)といえば1型糖尿病を連想するかもしれません。IgG4関連疾患としての自己免疫性膵炎の場合は、1型、2型を問わず糖尿病の合併症として起こります。IgG4関連疾患とは、膵臓を含めたほとんどの内臓に腫瘍…詳細を見る -
風邪に似た大人の知恵熱、心因性発熱の原因とは
社会人に起こる原因不明の発熱が増えています。大人の知恵熱と呼ばれることもありますが、風邪などの炎症性疾患が起こす発熱と違い、体の異常が見つかないものです。病院では原因不明の発熱に分類されて鎮痛解熱剤も効かない心因性発熱と…詳細を見る -
マイボーム腺とマイボーム腺炎(霰粒腫)の原因と治療
コンタクトレンズを長期間装用していたり、女性のアイメイクの影響などで増えてきているマイボーム腺炎。まつ毛の生え際にある皮脂腺でもあるマイボーム腺を塞がっていると、皮脂に感染を起こして腫れが引かなくなることがあり、皮脂の分…詳細を見る -
生活習慣病が原因の現代病、歯周炎(歯槽膿漏)
現在では生活習慣病の一つになっている歯周炎は歯槽膿漏ともいわれ、成人ではほとんどの人に歯周炎の兆候があると言われています。原因となる因子は多く、歯周炎が全身の健康状態を反映しているという説が浮上しています。 (さらに&h…詳細を見る -
重症筋無力症のメカニズムと確定診断と治療法
全身の筋肉の筋力が落ちてくる病気で、発病当初は周りから見ても気付かない程度の軽い筋無力症の症状ですが、長い年月を経て次第に悪化していくと重症筋無力症となり、呼吸筋や心筋が弱くなっても放っておくと生命の危険に及ぶことがあり…詳細を見る -
筋ジストロフィーが招く、小児期の筋力低下と遺伝子治療
早期に発病するタイプでは出産後に発病して、全身の筋力低下により20歳前後に死亡すると言われてきた遺伝性の難病です。現在では遺伝子タンパクの解明や病態によって、その発病年齢や進行度など次第に明らかにされています。病態によっ…詳細を見る -
バセドウ病の初期症状から治癒まで
昔は「バセドウ氏病」でしたが、「バセドウ病」になり、現在では「グレーヴス病」と表記するのが一般的になっています。以下バセドウ病と記載します。甲状腺機能亢進症の原因として大半を占めるバセドウ病(びまん性中毒性甲状腺腫)は自…詳細を見る