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弘前城雪燈籠まつり!歴史や見どころを一挙紹介

青森の祭り
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■弘前城雪燈籠まつり

弘前城雪燈籠まつりは、冬の弘前公園を彩る幻想的なイベントです。この祭りは、1977年に始まり、毎年2月中旬に開催されます。弘前公園は、約50種・2600本の桜で知られる全国的に有名な桜の名所で、この時期には、約150基の大小さまざまな雪燈籠や雪像が園内に展示されます。

これらの燈籠は、企業や学校、市民団体によって手作りされ、冬の厳しい寒さを楽しむためのものです。

祭りのメイン会場である四の丸では、陸上自衛隊によって作られた歴史的建造物を模した大雪像や大型滑り台が設置され、様々なイベントが行われます。

また、弘前ねぷたの絵を活用した「津軽錦絵大回廊」や、約300基のミニカマクラ群が灯され、幻想的な世界が広がります。夜には、雪化粧した天守閣や老松が特別にライトアップされ、雪の弘前城が幻想的な光景を生み出します。

これらのライトアップは、ミニカマクラや雪像との競演により、さらに深い幽玄の世界へと誘います。

弘前城雪燈籠まつりは、北東北の冬を代表する「みちのく五大雪まつり」の一つとされ、多くの観光客を魅了しています。

この祭りは、地元の文化や歴史を反映したものであり、訪れる人々に津軽地方の魅力を伝える重要な役割を果たしています。

また、12月から2月末にかけては「弘前エレクトリカルファンタジー」も開催され、園内周辺の街路樹のイルミネーションや追手門広場などの洋館・文化財のライトアップも楽しむことができます。

■みちのく五大雪まつりの魅力と特色

●弘前城雪燈籠まつり(青森県弘前市)


弘前城雪燈籠まつりは、青森県弘前市で開催される冬の風物詩です。この祭りは、弘前公園を舞台に、雪で作られた燈籠やミニかまくらが並び、幻想的な雰囲気を醸し出します。

歴史的建造物を模した大雪像や滑り台も設置され、雪と光の美しい融合が訪れる人々を魅了します。

●いわて雪まつり(岩手県雫石町)


いわて雪まつりは、岩手県雫石町の小岩井農場で開催されます。この祭りは、雪をテーマにした様々なアトラクションや、地元の郷土料理を楽しむことができる屋台村が特徴です。

毎晩の花火は、冬の夜空を華やかに彩ります。

●なまはげ柴灯(せど)まつり(秋田県男鹿市)


なまはげ柴灯まつりは、秋田県男鹿市で開催される伝統的な祭りです。この祭りでは、なまはげが柴灯火のもとで勇壮な舞を披露し、訪れる人々に強烈な印象を与えます。

この祭りは、悪事を戒め、祝福を与えるという古くからの民族行事の一環として行われています。

●横手かまくら(秋田県横手市)


横手かまくらは、秋田県横手市で開催される400年の歴史を持つ伝統行事です。この祭りでは、幻想的なかまくらの中で、地元の子どもたちが甘酒やお餅で訪れる人々をもてなします。

この祭りは、水神様を拝むという意味合いも含まれています。

●八戸えんぶり(青森県八戸市)


八戸えんぶりは、青森県八戸市で開催される豊作を祈願する伝統行事です。この祭りでは、種まきや田植えを踊りで表現する「えんぶり」が披露され、太鼓や笛などの伝統楽器が用いられます。

この祭りは、地域の文化や歴史を感じることができる貴重な機会です。

これらの祭りは、それぞれ独自の魅力と伝統を持ち、訪れる人々に冬の東北地方の美しさと文化を体験させてくれます。寒さを乗り越え、雪の多い地方でのお祭りの楽しさを存分に味わうことができるでしょう。

■弘前エレクトリカルファンタジーの魅力

弘前エレクトリカルファンタジーは、冬の風物詩として知られ、雪と洋風建築のライトアップが見事に融合しています。このイベント期間中、弘前市内にある明治大正時代の洋館や文化財施設が華やかにライトアップされ、訪れる人々を魅了します。

街中はイルミネーションによって作り出される光のラインでつながり、ファンタジックな空間が広がります。

このイベントの特徴は、歴史的な洋館と現代のイルミネーションが織りなすコントラストです。明治大正時代の洋館は、その歴史的価値と建築美で知られ、これらがライトアップされることで、一層の魅力を放ちます。

夜の闇に浮かび上がる洋館と、キラキラと輝くイルミネーションの組み合わせは、訪れる人々に幻想的な体験を提供します。

弘前エレクトリカルファンタジーでは、イルミネーションが単なる飾りではなく、光のアートとしての役割を果たしています。街中を流れる光のラインは、まるで絵画のように街の風景を彩り、訪れる人々に新たな視点で弘前の魅力を再発見させます。

■津軽錦絵大回廊とは?

津軽錦絵大回廊は、弘前城雪燈籠まつりの一環として、弘前公園内に設置される特別な展示です。この展示は、夏の弘前ねぷたまつりで使用されたねぷたの鏡絵や見送り絵を再利用して作られます。

これらの絵は、高さ3メートルを超える壁として配置され、雪燈籠まつりのメインストリートの両側に展示されます。

津軽錦絵大回廊を歩くと、真冬であっても、真夏のねぷたまつりの雰囲気を味わうことができます。ねぷた囃子の音も響き渡り、訪れる人々にとっては、季節を超えた祭りの体験となります。

特に、昨年夏に運行されたねぷたの鏡絵が、ビニールで完璧にカバーされて保護されている様子は、地元の人々にとっても感慨深いものがあります。

この展示は、通常、ねぷた絵が川原で焚かれる運命にあることを考えると、雪の中で明るく照らされ、再び命を吹き込まれることによって、新たな価値を生み出しています。

観光客だけでなく、地元の人々にとっても、この展示は冬の弘前を彩る重要なイベントの一つとなっています。

■弘前城雪燈籠まつりの見どころ

毎年2月、弘前公園が幻想的な雪の世界へと変わります。雪に覆われた弘前城と老松がライトアップされ、訪れる人々を幽玄の世界へと誘います。

大小さまざまな雪像や燈籠が約200基、ミニカマクラが約300基設置され、夜にはろうそくの灯りで一層幻想的な景色が広がります。

1977年に始まったこのまつりは、長く厳しい北国の冬を美しく彩るために市民の手によって作られた燈籠や雪だるま、かまくらで構成されています。

歴史的建造物を模した雪像や、ねぷた絵を描いた燈籠など、地元の文化が反映された作品が多く見られます。

弘前城雪燈籠まつりでは、プロジェクションマッピングやイルミネーションカマクラ、スノーオブジェなど、様々な演出が行われています。

特に、雪像をスクリーンにしたプロジェクションマッピングは、雪と光の競演が感動的で、訪れる人々を魅了します。

弘前城雪燈籠まつりは、家族連れやカップルにも楽しめるイベントです。約2時間で回れるおすすめコースがあり、雪の滑り台や冬の花火、露店での食事など、冬の楽しみが満載です。

■弘前駅からのアクセス


弘前駅からのバス: 弘前駅からは、バスで約15分の距離にあります。バスは頻繁に運行しており、祭り期間中は特に多くの訪問者が利用します。

バス停は「市役所前公園入口」で下車し、そこから徒歩約3分で弘前公園に到着します。

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