札幌夏祭りとは
札幌の夏を彩る「さっぽろ夏まつり」は、北国の短い夏を存分に楽しむための一大イベントです。1954年から続くこの伝統的なお祭りは、2023年7月21日から8月16日までの約1ヶ月間、札幌市中央区の大通公園をメイン会場に開催されます。
イベントのハイライトは、日本最大級のビアガーデン「さっぽろ大通ビアガーデン」です。大通公園西5～11丁目を利用し、数千人が訪れるこのビアガーデンでは、国内の大手ビールメーカーをはじめ、世界各国のビールと料理を楽しむことができます。
ビアガーデンだけでなく、北海盆踊りや狸まつり、そしてすすきの祭りなど、多彩なイベントが札幌の夏の夜を盛り上げます。
さっぽろ夏まつりは、地元の人々はもちろん、遠方からの訪問者にとっても夏の楽しみの一つとなっています。大通公園の緑豊かな環境の中で、美味しいビールを片手に夏の風を感じながら、北海道の夏を満喫することができるでしょう。
このイベントは、札幌市の文化と活気を象徴するものであり、毎年多くの人々がこの時期を待ちわびています。
札幌市中央区のアクセスの良さもあり、地下鉄大通駅から徒歩約5分という便利な立地は、参加者にとっても魅力的なポイントです。
さっぽろ夏まつりについての情報は、さっぽろ夏まつり実行委員会によって提供されており、最新の情報は公式サイトで確認することが推奨されています。
この夏、北海道札幌市で開催されるこの華やかなお祭りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
札幌夏祭りの開催日程や時間
2023年の札幌は、夏の間、多彩な祭りで賑わいました。「2023さっぽろ夏まつり」は、7月21日から8月16日まで大通公園を中心に開催され、さまざまなイベントが繰り広げられました。
この祭りは、子供から大人まで楽しめる内容で、4年ぶりに復活した「北海盆踊り」や、活気に満ちた「第70回 狸まつり」、そしてすすきのエリアを盛り上げた「第59回すすきの祭り」が特に注目されました。
家族連れには「福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン」がおすすめされ、夏の爽やかな空の下で美味しい料理を楽しむことができました。
また、6月には「北海道神宮例祭（札幌まつり）」が開催され、100年以上の歴史を持つこの祭りでは、神輿や山車が市内を練り歩く様子が見どころでした。
特に16日に行われた「神輿渡御」では、平安時代の衣装をまとった市民が神宮の神様を神輿に乗せて練り歩きました。神宮では屋台や伝統的な奉納行事が行われ、中島公園では屋台やお化け屋敷などが楽しめました。
札幌夏祭りビアガーデン開催時間情報
2023年の夏、札幌大通公園は北海道の夏の魅力を象徴する場所として、国内最大級のビアガーデン「さっぽろ夏まつり」を展開しました。
7月21日から8月16日までの約4週間にわたり、5丁目から11丁目の広大なエリアがビール愛好家たちの楽園に変わりました。サントリー、アサヒ、キリン、サッポロの4大ビールメーカーが一堂に会し、それぞれのブロックで個性豊かなビールを提供。
さらに、「世界のビール広場」と「札幌ドイツ村」では、世界各国のビールが楽しめるという、まさにビールの祭典が繰り広げられました。
開催時間は毎日12:00から21:00までとなっており、昼下がりのひとときから夜の賑わいまで、時間を問わずビールを楽しむことができるのが特徴です。
入場は無料で、飲食物は各ブロックで購入するシステム。キャッシュレス決済の導入により、より快適な体験が実現していました。
食事の面でも、サントリーズガーデン昊の名物ピザや、北海道産の新鮮なホタテを使用したロースト、そして北海道名物のジンギスカンを特製のおろしそビスクソースで味わうなど、地元食材をふんだんに使ったメニューが並びました。
北海盆踊りの特色
北海盆踊りは、子供から大人まで楽しめるイベントとして知られています。この盆踊りは、子供の部と大人の部の2部構成で行われ、老若男女問わず参加できるのが特徴です。
提灯で飾られた華やかな櫓の周りを、浴衣姿の人々が輪になって踊ります。北海盆唄や北海よされ節などの伝統的な音楽に合わせて、参加者は踊りを楽しみます。
国際色豊かな祭り
札幌夏祭りと北海盆踊りは、地元の人々だけでなく、外国人観光客にも人気があります。
多様な文化が交流する場としても知られ、国際色豊かな祭りの一面を持っています。この祭りは、札幌の文化を世界に広める役割も果たしています。
札幌の夏、狸まつりの魅力
札幌の夏は、色々なイベントで賑わいますが、特に目を引くのが「狸まつり」です。この祭りは、札幌の歴史ある商店街「狸小路」で開催され、2023年で70回目を迎えました。
狸まつりは、1873年（明治6年）から続く伝統を持ち、地元の人々に愛され続けています。
狸まつりの見どころ
狸まつりの期間中、狸小路商店街は華やかに装飾され、祭りの中心となる「本陣狸大明神社（通称：狸神社）」では、子供神輿や狸八徳例大祭が行われます。
また、恒例の「ナイトバーゲン」も開催され、2023年は狸小路150周年を記念して、さらにパワーアップした内容で楽しめます。
狸まつりの楽しみ方
狸まつりでは、地元の商店が特別なセールやイベントを行い、訪れる人々に特別な体験を提供します。商店街を歩きながら、掘り出し物を探したり、地元の食べ物を楽しんだりすることができます。
また、神輿や伝統的な行事を見ることで、札幌の文化に触れることができるでしょう。
札幌の夏、すすきの祭り
すすきの祭りは、1965年に始まり、2023年で59回目を迎えました。当初は地元商店街の活性化を目的として始まった小規模なイベントでしたが、年々規模を拡大し、今では札幌の夏の風物詩となっています。
すすきの祭りの屋台とイベントの詳細
すすきの祭りでは、約80軒の屋台が出店します。これらの屋台は、歩行者天国となった会場の東西の通りに並び、地元の人々や観光客に暖かいおもてなしを提供します。
屋台では、地元の美味しい食べ物や飲み物を楽しむことができ、祭りの雰囲気を盛り上げます。屋台は22:30まで営業しており、大通ビアガーデンの営業終了後にも楽しむことができます。
花魁道中: 南7丁目から南4丁目まで行われる、祭りのメインイベントです。夢千代太夫と佳津乃太夫による華やかな道中は、根強い人気を誇ります。
太鼓演奏: 札幌太鼓連合会による太鼓演奏は、全道から集まった太鼓チームによる迫力満点のパフォーマンスです。
YOSAKOIソーラン踊り: 札幌で生まれたYOSAKOIソーランは全国的にも有名で、学校や職場、地域を代表するチームが夜のすすきので演舞を披露します。
神輿宮入: 全国的にも珍しい女神輿、コンコン神輿が4年ぶりに復活します。掛け声、汗、そして声援を浴びながらの神輿は、祭りの醍醐味を堪能できるイベントです。
すすきのナイトフィーバー: 往年のディスコが復活し、ステージと観客が一体となって踊り、祭りの締めくくりを飾ります。
