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弘前さくらまつりの魅力!2024の開催日情報や、歴史深き桜と来場者数の秘密、お手洗いや喫煙所情報も!

青森の祭り
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弘前さくらまつりについて

弘前さくらまつりは、青森県弘前市にある弘前公園で開催される、春の代表的なイベントです。この祭りは、公園内に植えられた約2,600本の桜の木が満開になる時期に合わせて行われ、特にソメイヨシノ、シダレザクラ、八重桜など52種類の桜が見られます。

これらの桜の中には、樹齢100年を超えるものもあり、その美しさとボリュームは日本一と称されています。

弘前さくらまつりは、2024年は4月19日から5月5日まで開催される予定です。夜間には、桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。また、桜が散り始めると、濠の水面に花びらが流れる「花筏」や、花びらで水面が覆われる「桜の絨毯」が見られ、これもまた訪れる人々を魅了します。

弘前公園は、国指定史跡「弘前城跡」に位置しており、公園内には様々な施設があります。入園料は大人320円、小人100円で、団体料金も設定されています。

公園内ではペットの散歩が禁止されており、ドローンの使用も許可されていません。

祭り期間中は、特別なライトアップや「弘前七桜」の展示が行われます。また、和船による濠巡りや手漕ぎボートの提供、観光ボランティアガイドの無料案内サービスなど、訪問者が桜をより深く楽しむための様々なアクティビティが用意されています。

この祭りは、日本の春の美しさを象徴するイベントとして、国内外から多くの観光客を引き寄せています。桜の美しさはもちろんのこと、その歴史的背景や、訪問者に提供される多様な体験が、弘前さくらまつりを特別なものにしています。

弘前さくらまつりの始まり

弘前さくらまつりの歴史は、1715年(正徳5年)に遡ります。この年、弘前藩士が京都の嵐山から25本のカスミザクラを持ち帰ったことが、まつりの始まりとされています。

その後、1882年(明治15年)には、菊池楯衛がソメイヨシノ(吉野桜)を1,000本植栽し、桜の名所としての基盤を築きました。

1903年(明治36年)、弘前商工会が主催する第1回観桜会が開催され、出店や見世物興行が始まりました。これが現在のさくらまつりの原型となります。

また、1916年(大正5年)には、県外への宣伝を強化するため、奥羽本線秋田方面の各駅に宣伝ビラが配布されました。

戦時中の中断と復活

1944年(昭和19年)から1946年(昭和21年)までの3年間、戦時色が強まり観桜会の開催が中断されました。しかし、戦後の1947年(昭和22年)に「弘前観桜会」として復活し、1956年(昭和31年)には福士忠吉がソメイヨシノ1,300本を新たに植栽し、さらに規模を拡大しました。

現代のさくらまつり

1984年(昭和59年)には「弘前さくらまつり」と改称され、1989年(平成元年)には日米の桜の女王が来弘し、国際的な注目を集めました。

2008年(平成20年)にはさくらまつりの人出が過去最高の292万人を記録し、2015年(平成27年)には100周年を迎えました。

このように、弘前さくらまつりは時代の変遷を経て、現在に至るまで多くの人々に愛され続けている伝統的なお祭りです。その歴史は、日本の桜文化と地域社会の発展を象徴しています。

弘前さくらまつりの来場者数について

 


弘前市は青森県の南西部に位置し、四季折々の祭りで知られていますが、中でも「弘前さくらまつり」は特に有名です。

この祭りは、全国や世界中から年間200万人以上の来園者が訪れるほどの人気を誇ります。弘前公園内には、日本最長寿のソメイヨシノを含む100年を超える樹齢のソメイヨシノが400本以上存在し、その壮大な景観は多くの観光客を魅了しています。

近年、さくらの開花時期が早まり、ゴールデンウィーク後半には多くのソメイヨシノが散ってしまうことが課題となっています。

これに対応するため、弘前市は遅咲きのさくら品種を鉢植えで展示し、新たな鑑賞方法を提案しています。この取り組みは、さくらまつり期間中いつでも桜を楽しめる環境を提供し、観光客の増加を目指しています。

具体的な来場者数のデータを見ると、平成25年から平成29年にかけて、弘前さくらまつりの来園者数は年間約200万人から255万人へと増加しています。

特にゴールデンウィーク期間中の来園者数は、その大部分を占めており、この期間の観光振興が重要なポイントとなっています。

弘前さくらまつりの過去の出店情報


2023年の弘前さくらまつりでは、127店舗以上の出店されたとのことです。これらの出店は、青森県弘前市の美しい桜の下で、訪れる人々に様々な味覚や楽しみを提供します。

昨年の規制が緩和され、より多くの店舗が参加することになりました。

出店のメニューは多岐にわたります。飲食系の屋台では、地元青森の特産品を使った料理や、子供たちが喜ぶ縁日系の食べ物が豊富に揃っています。

特に注目すべきは、黒こんにゃく、鮎の塩焼き、獄きみ天ぷら、ちりんちりんアイス、そして地元で愛される「三忠食堂」の中華そばです。これらの料理は、弘前さくらまつりの名物として、多くの訪問者に愛されています。

出店の場所と営業時間

出店は弘前公園内のいくつかの場所で営業しており、ピクニック広場や植物園入口、中央高校口から四の丸までの区間などが主な場所です。営業時間は、祭り期間中の毎日、朝9時から夜21時までとなっています。ライトアップ時間は22時までですが、多少の延長があるかもしれません。

弘前さくらまつりの隠れた名物:黒こんにゃく


弘前さくらまつりは、その美しい桜の景色だけでなく、独特のグルメである「黒こんにゃく」でも知られています。このグルメは、弘前公園で約40年以上も販売されており、多くの来場者から愛されています。

黒こんにゃくの歴史と特徴


黒こんにゃくは、手のひらサイズの四角いこんにゃくを特製の黒いたれで漬け込んだものです。このシンプルながらもインパクトのある見た目は、多くの来場者の興味を引きます。

販売者によると、ピーク時には1分間に90~110個を売り上げ、1日に150万円の売り上げを記録したこともあるとのことです。

黒こんにゃくの魅力は、そのユニークな見た目と味わいだけでなく、観光客にとっての手軽さにもあります。1本100円という手頃な価格で提供されており、花見をしながら気軽に楽しむことができます。販売スタイルも独特で、効率的な提供方法が確立されています。

弘前さくらまつりに訪れた際は、この黒こんにゃくを試すことをお勧めします。桜の美しさを楽しみながら、地元ならではの味を堪能することができます。

このグルメは、弘前さくらまつりの隠れた名物として、多くの来場者に愛され続けています。

弘前さくらまつりの見どころ


弘前さくらまつりは青森県弘前市の弘前公園で毎年4月から5月にかけて開催される、日本でも有数の桜の名所です。この祭りは、約50種類2,600本の桜が咲き誇り、200万人以上の観光客が訪れる人気イベントです。

2018年には100周年を迎え、長い歴史を持つこの祭りは、日本の春の代表的な風物詩として知られています。

主な見どころとフォトスポット

春陽橋(しゅんようばし)

  • 西の郭と市街地をつなぐこの橋付近は、美しい桜並木や鮮やかな橋と桜のベストショットを撮れる人気のフォトスポットです。

桜のトンネル

  • 西濠沿いに続く桜並木は、通路の左右から散策路を囲むように咲きほこる桜の迫力が圧巻です。

本丸からの岩木山と桜

  • 本丸の展望台からは、岩木山の景色を一望でき、岩木山と桜を一緒に撮ることができます。

弘前城天守と桜

  • 岩木山をバックに、威厳ある弘前城天守と桜の風景が見られます。

外濠の花筏(はないかだ) – 満開時期に水面が桜の花びらに埋め尽くされる光景は、絨毯のように広がる花筏として知られています。

時間帯・開花状況別の楽しみ方

:早朝は弘前公園内の桜を静かに見てまわれます。特に外濠の「花筏」は日の出直後に幻想的な光景を見せます。


:日中は出店や屋台をめぐってお花見とグルメを楽しめます。中濠観光舟に乗るのもおすすめです。


:日没後はライトアップされた桜を楽しむことができます。特に西濠周辺は見逃せないライトアップスポットです。

弘前さくらまつりでのお手洗いと喫煙場所について


弘前さくらまつりは、その美しい桜の景色で知られていますが、訪れる際にはお手洗いや喫煙場所の情報も重要です。ここでは、弘前公園内のお手洗いと喫煙場所について詳しくご紹介します。

  1. お手洗いの場所
    弘前公園内には複数のお手洗いが設置されています。主な場所は以下の通りです:

追手門前
植物園内(A、B、C、D)
未申櫓前
東内門前
ピクニック広場前
緑の相談所前
北門前
賀田橋前
波祢橋前
工業高校口前
南口券売所前
武徳殿休憩所前
動物園前

  1. 喫煙場所
    弘前公園内は禁煙となっておりますので、喫煙される場合は指定の場所でお願いします。
    指定された喫煙所は以下の通りです:

武徳殿休憩所横(常設)
緑の相談所(常設)
レクリエーション広場
市民広場
市立博物館入口脇
市立博物館裏手

渋滞情報

弘前さくらまつりは、弘前市内および弘前公園周辺で毎年開催され、特に土日祝日には大変な混雑が見られます。この期間中、弘前公園周辺及び国道7号線は特に混雑が予想されるため、臨時無料駐車場や弘南鉄道の利用が推奨されています。

駐車場情報


料金: 公園周辺の駐車場は多く存在し、料金は一日約1,000円前後です。
臨時無料駐車場: 岩木川河川敷に設置され、公園まで徒歩約15~20分の距離にあります。利用時間は18:00までです。


大型車両: 公園付近には大型車用の駐車場が少ないため、津軽藩ねぷた村駐車場(有料)を利用し、無料の臨時バスプールへの回送が良いでしょう。

交通案内

弘南鉄道: 弘南鉄道を利用すると、弘前城本丸・北の郭、弘前城植物園、藤田記念庭園の3施設が無料で入園できます。また、弘前れんが倉庫美術館の観覧料が100円引きになります。


バスサービス: さくらまつり期間中、土手町循環100円バスが運行され、JR弘前駅から弘前公園までの全路線が100円で利用できます。

自転車レンタル: 期間中、弘前市立観光館、JR弘前駅前特設テント、弘前市まちなか情報センターで観光用貸自転車の貸出が行われます。

注意点

混雑時の対応: 周辺道路の渋滞緩和のため、市役所駐車場・市立観光館駐車場では、左折のみの入出庫が実施される場合があります。

荷物預かり: 弘前駅から手ぶらで観光が可能で、市内他ホテル・旅館まで手荷物を配達するサービスがあります。

おすすめのホテルを4つピックアップ!

天然温泉 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前


このホテルは弘前さくらまつりから約730mの距離にあり、徒歩約10分で到着できます。特徴としては、最上階にある天然温泉大浴場があり、サウナや露天風呂も完備されています。

客室は多彩で、シングルから和室まで幅広い選択肢があります。羽毛布団や枕も設置されており、快適な睡眠をサポートします。

星野リゾート 界 津軽


こちらは弘前さくらまつりから約13.9kmの場所に位置しており、車でのアクセスが便利です。津軽の文化と四季を満喫できる温泉旅館で、大鰐温泉に位置しています。

周辺には奥入瀬渓流や白神山地などの自然があり、青森観光の拠点として最適です。大間のまぐろを堪能できる会席料理も魅力の一つです。

アートホテル弘前シティ


JR弘前駅から徒歩1分の場所に位置するこのホテルは、アクセスが非常に便利です。ファミリー向けのトリプルルームやキングダブルベッドの広々とした客室があり、快適な滞在が期待できます。また、自慢の朝食も提供されています。

津軽のお宿 南田温泉ホテルアップルランド


弘前市の隣町、平川市に位置するこのホテルは、弘前駅からの無料送迎もあり、観光の拠点として便利です。りんごの温泉と津軽のおもてなしが特徴で、日常から離れて癒しのひとときを過ごせます。

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