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2018年雪組『ファントム』の役替わりが分かる!伯爵とショレ、DVD・BDの収録配役も紹介

ファントムの地上と地下の世界を象徴するオリジナルイラスト 宝塚
劇場と音楽のイメージ画:当サイト制作。参考:宝塚歌劇公式・2018年雪組『ファントム』作品紹介。実際の劇場や公演装置を描いたものではありません。

2018年雪組『ファントム』の配役表を開くと、シャンドン伯爵とアラン・ショレの両方に、彩凪翔さんと朝美絢さんの名前が載っています。役名も長くて、初めて読むと少し戸惑いますよね。

伯爵はクリスティーヌが歌を学べるよう力を貸す人。ショレはオペラ座の新しい支配人です。この違いを、人物のイラストと一緒にたどってみましょう。

映像を探している方へ、公式BD・DVDの本編に収録された配役と、役替わりダイジェストの違いも紹介します。物語の結末には触れません。

この記事で分かること

伯爵と新支配人の違い/彩凪翔さん・朝美絢さんの役替わりと新人公演/BD・DVD・CDで確かめたい収録配役。

伯爵とショレ、クリスティーヌにどう関わる人?

舞台は19世紀後半のパリ。クリスティーヌ・ダーエは、歌いながら楽譜を売っている娘です。その声に引かれるのが、フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵。長い名前ですが、ここではシャンドン伯爵と呼びます。

伯爵はオペラ座のパトロン、つまり芸術活動を支える後援者の一人。クリスティーヌがオペラ座で歌のレッスンを受けられるよう、取り計らいます。支配人として彼女を雇う人、というわけではありません。

アラン・ショレは、そのオペラ座に就任する新支配人です。妻のカルロッタは、新しいプリマドンナ。オペラで中心となる女性歌手を指す言葉です。

シャンドン伯爵、クリスティーヌ、新支配人ショレと妻カルロッタの関係を示す人物イラスト
人物イラスト:当サイト制作。参考:宝塚歌劇公式・2018年雪組の作品紹介。作品の人物イメージで、出演者や公演衣装の再現ではありません。

画像を押すと大きく見られます。

クリスティーヌに歌を学ぶきっかけをつくる伯爵と、劇場を運営するショレ。二人の名前が混ざってしまったら、まずこの違いを思い出してください。

彩凪翔さんと朝美絢さんが、二つの役を交代で演じます

公式配役表では、伯爵とショレの両方に彩凪翔さん・朝美絢さんの名前が載っています。二人がそれぞれの役を受け持つ、役替わりのある公演です。

ただし、その隣にある新人公演の欄は別。本公演の役替わりと、新人公演の配役を一緒に読むと、誰がどの役なのか分からなくなってしまいます。

対象公演の配役・作品の見分け方
役名2018年本公演新人公演
シャンドン伯爵彩凪翔・朝美絢彩海せら
アラン・ショレ彩凪翔・朝美絢陽向春輝
キャリエール彩風咲奈縣千

表は左右にスクロールできます。

新人公演では、伯爵を彩海せらさん、ショレを陽向春輝さんが演じています。本公演の二人が、この新人公演でも交代するという意味ではありません。

宝塚の解説アイコン当サイト制作
配役表の同じ名前に目が留まったら、先に列の見出しを見ます。「本公演の役替わり」なのか「新人公演」なのかが分かると、ぐっと読みやすくなりますね。

映像で見たい方へ。本編と役替わりダイジェストは配役が違います

2018年雪組の公式商品は、2019年2月12日に発売されたBD「TCAB-074」、DVD「TCAD-564」、CD「TCAC-592~593」です。ここで確かめたいのは画質や枚数より、誰がどちらを演じているか。

宝塚クリエイティブアーツの商品特集には、BD本編・DVD・CDは、シャンドン伯爵が彩凪翔さん、ショレが朝美絢さんの配役で収録されていると明記されています。

一方、BDの特典にある役替わりダイジェストは、伯爵が朝美絢さん、ショレが彩凪翔さん。こちらは逆の組み合わせです。

2018年雪組の公式商品で案内された収録配役
収録箇所伯爵ショレ
BD本編・DVD・CD彩凪翔朝美絢
BD特典・役替わりダイジェスト朝美絢彩凪翔

表は左右にスクロールできます。

注意

BDに入る逆配役は、役替わりダイジェストです。逆の組み合わせでも全編を見られる、という意味ではありません。DVDの商品案内には、このダイジェストは掲載されていません。

中古商品を探すときも、作品名だけでなく品番と収録内容を確かめると安心です。配信やテレビ放送で見る場合は、その番組の出演者・収録日の案内を確かめてください。

宝塚の解説アイコン当サイト制作
「役替わりの二人が両方入っている」と聞くと、全編が2種類入っているように思いがちですよね。本編なのかダイジェストなのか。ここは選ぶ前に見ておきたいところです。

伯爵が開いた歌への道。ファントムは歌そのものを教えます

2018年雪組でファントムを演じるのは望海風斗さん、クリスティーヌは真彩希帆さん。地下に暮らすファントムは、彼女の歌声に引かれ、歌の指導をするようになります。

伯爵は、オペラ座で学べるように取り計らう人。ファントムは、クリスティーヌに歌を教える人です。彼女を助ける男性、と一まとめにすると、この違いが見えにくくなります。

伯爵が歌を学ぶきっかけをつくり、ファントムがクリスティーヌへ歌を教える関係を示す人物イラスト
人物イラスト:当サイト制作。参考:宝塚歌劇公式・2018年雪組の作品紹介。作品の人物イメージで、出演者や公演衣装の再現ではありません。

画像を押すと大きく見られます。

クリスティーヌを演じる真彩さんは、制作発表会で、エリックの歌声から彼自身へと心が向かっていく過程を大切に演じたいと話しています。歌を教わることが、二人の関係にどうつながるのかも気になりますね。

カルロッタは、ショレの妻であり歌手です

カルロッタを演じるのは舞咲りんさん。公式のあらすじでは、オペラ座へ来たクリスティーヌを自分の衣装係にしてしまいます。

レッスンを受けられると思って来たのに、実際には衣装係になる。それでも、憧れのオペラ座にいられることを喜ぶクリスティーヌ。伯爵の紹介だけですぐに歌手になれる、という始まりではないのです。

前支配人キャリエールと、新支配人ショレは別の人物です

もう一人覚えておきたいのが、ジェラルド・キャリエール。彩風咲奈さんが演じる、オペラ座の前支配人です。彼が解任され、ショレが新支配人になります。

前支配人ジェラルド・キャリエールと新支配人アラン・ショレを描き分けた人物イラスト
人物イラスト:当サイト制作。参考:宝塚歌劇公式・2018年雪組の作品紹介。作品の人物イメージで、出演者や公演衣装の再現ではありません。

画像を押すと大きく見られます。

キャリエールはショレに、地下には怪人がいると話します。しかしショレは、解任されたキャリエールの嫌がらせだと考え、取り合いません。支配人が交代したことは、肩書きの違いだけでなく、序盤の出来事にも関わっています。

若いキャリエールは永久輝せあさん。こちらは役替わりではありません

本公演の配役表には「若かりし頃のキャリエール」として、永久輝せあさんの名前もあります。彩風咲奈さんのキャリエールと、別の時代の同じ人物を演じる配役です。

伯爵とショレは、二人の出演者による役替わり。若いキャリエールは、同じ人物の昔を別の出演者が演じるもの。そして新人公演は、また別の公演の配役です。

宝塚の解説アイコン当サイト制作
キャリエールが二人いるように見えても、人物が二人に増えたわけではありません。「前支配人」と「その若い頃」と分かると、長い配役表にもついていきやすくなります。

2018年版は、装置や衣装も新しくする方針でした

公式の制作発表会レポートでは、潤色・演出の中村一徳さんが、装置や衣装などの視覚的な演出を変え、今の雪組ならではの舞台にしたいと説明しています。オペラ座の団員たちにも、今まで以上に目が向く演出を考えていたそうです。

再演でも、変わるのは出演者だけではないのですね。2018年の制作発表では、見せ方も一新する方針が語られていました。

宝塚の『ファントム』は、ガストン・ルルーの小説をもとに、アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を担当した作品です。1991年に初演され、宝塚では2004年宙組が初演でした。

同じ原作から生まれた別のミュージカルもあるため、曲や映像を探すときは「ファントム」「2018年雪組」に加え、作り手の名前も確かめてみてください。

配役表と映像の商品案内を、一緒に見てみよう

人物の名前を覚えるなら、伯爵はクリスティーヌの歌の才能に気付く人、ショレは新支配人、キャリエールは前支配人。この三人から始めると、序盤の人物関係をつかみやすくなります。

そのうえで映像を選ぶときは、本編と役替わりダイジェストの配役を確認。同じ作品をもう一度楽しみたいときにも、公式配役表と商品案内を組み合わせると、知りたかった情報が見つかります。

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