『ポーの一族』を見てみたい。でも、原作を全部読んでおかないと難しいのでしょうか。
最初の準備なら、巻数を決めて読み急ぐより、エドガー、メリーベル、アランの名前と「年を取らない一族」という設定をつかむところから始められます。2026年雪組版の公式紹介と配役表を合わせると、物語の入口を整理できます。
- エドガーとメリーベル、アランをどう覚えるか
- 舞台の時間と、原作の巻数を分けて考える理由
- 2026年雪組版の映像を選ぶときに確認する場所
まずは「兄妹」と「旅の道連れ」を分けて覚えよう
エドガー・ポーツネルを演じるのは朝美絢、メリーベルは音彩唯、アラン・トワイライトは縣千です。エドガーとメリーベルは兄妹。一方、アランはエドガーが出会う少年で、妹とは別の立場にいる人物です。
公式の作品紹介が中心に置いているのは、エドガーがバンパネラの一族に加わり、長い時を旅していく姿。人間のように成長していく人生とは違う時間が、この物語の出発点になります。宝塚歌劇・作品紹介
| 人物 | 2026年雪組の本公演配役 | 入口で覚えたいこと |
|---|---|---|
| エドガー・ポーツネル | 朝美絢 | 物語の中心となる少年 |
| メリーベル | 音彩唯 | エドガーの妹 |
| アラン・トワイライト | 縣千 | エドガーが出会う少年 |
| フランク・ポーツネル男爵 | 瀬央ゆりあ | ポーツネルの名を持つ人物 |
| シーラ・ポーツネル男爵夫人 | 小桜ほのか | 男爵とともに登場する夫人 |
この五人が分かれば、名前が次々に出てきても、誰を中心に読めばよいか見失いにくくなります。配役表には新人公演の欄もあるため、出演者を調べるときは本公演との取り違えに気をつけたいところです。宝塚歌劇・キャスト

場所が変わったら、エドガーの「前」と「後」を確かめる
2026年版の映像商品に掲載されたあらすじは、森に置き去りにされた兄妹と、老ハンナとの出会いから始まります。その後にポーツネル男爵とシーラが現れ、エドガーは一族の秘密を知ります。
さらに舞台は1879年のブラックプールへ。ここでアランとの出会いが案内されています。あらすじを読むだけでも、一か所で続く出来事ではなく、時間をまたいだ物語だと分かります。TCA・2026年雪組ブルーレイ商品案内
初めて触れるときは、細かな年を全部暗記するより、「森で一族を知るまで」と「アランに出会うころ」を分けておくと読み進めやすくなります。同じエドガーが出ていても、周囲の人物や場所が同じとは限りません。

私なら、最初は人物の名前と場所だけをメモします。年表を完成させようとするより、「いまはどの出会いを見ているのかな」と確かめるくらいが入りやすそうです。

「原作は何巻まで?」は、本の版も確かめたい
原作は萩尾望都の漫画『ポーの一族』で、宝塚版は小池修一郎の脚本・演出によるミュージカルです。原作を知ることと、舞台の構成を確認することは、分けて考えると混乱しません。
小学館には『ポーの一族 復刻版 1』の案内があり、エドガーとメリーベルという兄妹を紹介しています。ただ、今回確認した2026年公演の公式紹介には、「この巻だけ読めば舞台の全範囲を予習できる」という指定はありません。小学館・復刻版1
注意:「1巻」「全巻」という言葉だけで、舞台の予習範囲を決めないようにしましょう。購入前には書名と版を確認し、舞台については2026年版の公式あらすじ、配役、人物相関図を見比べると確実です。
結末を知らずに楽しみたい人は、まず作品紹介と配役表まで。関係をもう少し整理したい人は、公式人物相関図へ進む、という順番も選べます。宝塚歌劇・人物相関図
2026年雪組版を探すなら、組名と品番も一緒に
2018年には花組で初演され、2026年は雪組で再演されました。同じ題名なので、映像を探すときには作品名だけでなく、上演年と組名を確認したいところです。
2026年雪組版は10月13日にブルーレイとDVDが発売されました。TCA特集では、ブルーレイをTCAB-306、DVDをTCAD-625と案内しています。ブルーレイにはスターアングルという別アングル映像も収録。公演映像、稽古風景、ブックレットは両形式で同内容です。TCA・雪組公演特集


私が映像を選ぶなら、先に「朝美絢のエドガーを見たい」「初演からたどりたい」のどちらかを決めます。題名が同じだからこそ、見たい出演者から探すと迷いが減りますね。
原作を読む、公式相関図で名前を覚える、映像から入る。入口は一つに決めなくても大丈夫です。最初の一歩では、兄妹とアランの違い、そしてエドガーの時間の進み方を押さえておくと、次に知りたいことを選びやすくなります。


