記事内に広告が含まれています。

家族へのプレゼント相談、ChatGPTが自分の好みに寄せてくる?一時チャットの選び方を図解

家族への贈り物を、自分の好みと分けてChatGPTへ相談するイラスト AI

家族への贈り物を考えているのに、ChatGPTの提案が自分の趣味に寄っている気がする。そんなとき、質問を長く書き直す前に、会話の始め方を見直してみませんか。

一時チャットは、残すと決めなければ履歴に並ばない会話です。ただし、今の公式案内では、過去の好みなどを使うかどうかを、会話の前に選びます。「一時」という名前だけで、いつでも同じ条件になるとは考えないほうがよさそうです。

今回は、普段は自分の買い物相談をしている方が、家族への贈り物を別の条件で考えたい場面を扱います。相手の個人情報を渡さず、必要な条件だけで相談を始める方法です。

先に分かること

自分の普段の好みを使わずに相談したいなら、一時チャットを始める前にパーソナライズの選択を確認します。後で保存すると通常のチャットに変わり、安全上のコピーが最長30日残る場合もあります。

履歴・好みの利用・データの保存は、それぞれ別に確認する三つの項目です。
履歴・好みの利用・データの保存は、それぞれ別に確認する三つの項目です。

家族の贈り物なのに「いつもの私」になっていませんか?

普段の相談で「落ち着いた色が好き」「荷物は軽いほうがよい」と話していれば、その人に合わせた回答は便利です。一方、今回選ぶものの使い手が家族なら、条件の主役を変える必要があります。

パーソナライズとは、これまでの情報や設定を使って、回答をあなた向けに調整すること。自分向けの調整を使うかどうかと、今回の会話を履歴に残すかどうかは、別の選択です。

公式の一時チャットの案内には「パーソナライズあり」と「パーソナライズなし」があります。なしではメモリ・カスタム指示・プラグインを使わず、ありでは既存の情報や指示などを使えます。どちらも、一時チャットの間は新しいメモリを作成・更新しません。

メモリは、過去の相談などから覚えている情報です。カスタム指示は、普段の回答への希望を自分で書いておく設定。プラグインは、ほかのサービスなどと連携する機能を指します。

一時チャットの二つの選択肢。アカウントや職場の制限は優先されます
選ぶもの過去の好みなど今回のメモリ作成
パーソナライズあり既存の情報を使える作成・更新しない
パーソナライズなし使用しない作成・更新しない

表が見切れる場合は、横へスクロールできます。

家族の買い物を考えるなら、私はまず、相手の条件をこの会話で伝える方法を選びたいと思います。自分の好みを使わない設定にしても、家族の好みをChatGPTが自動で知るわけではないからです。

「相談している私」と「贈り物を使う人」を分けて考える図です。
「相談している私」と「贈り物を使う人」を分けて考える図です。
AI担当の解説アイコン
贈り物は、自分が欲しいものと相手が使いやすいものが違うこともありますよね。私なら、商品名を先に聞くより、相手の暮らしで困らない条件から整理します。

最初のメッセージを送る前に、選んでおこう

Web版では、新しい会話で一時チャットを選び、最初のメッセージを送る前にパーソナライズの有無を選ぶのが、公式に案内されている順番です。端末や表示言語で場所が異なる場合は、表示されている選択肢を確認してください。

今回は、名前も住所もいりません

注意

家族の氏名・住所・電話番号や、注文確認メールをそのまま入れる必要はありません。健康状態や家族の私生活、職場の未公開情報も相談の材料にしないでください。一時チャットでも、秘密情報を安心して渡せるという意味ではありません。

最初は、用途、予算の上限、持ち運ぶか、避けたい特徴だけで十分です。相手の生活について書くときも、本人が特定される勤務先や詳しい行動予定まで加えないようにします。

手順

  1. 新しい会話を開く
  2. 「一時チャット」またはTemporaryを選ぶ
  3. 最初に送信する前に、パーソナライズの選択を確認する
  4. 家族の個人情報を含めず、用途と条件を書く
  5. 回答が今回の相手の条件に沿っているか読む
一時チャットを選び、パーソナライズを確認してから相談を始める流れです。
一時チャットを選び、パーソナライズを確認してから相談を始める流れです。

途中で設定を変えたくなったら?

一時チャットのパーソナライズは、会話が始まってから切り替えられないと公式に説明されています。選び直したいときは、次の新しい会話で始め方を確認しましょう。

前の会話を丸ごと貼り直す必要はありません。相談に必要だった条件を短く書き出せば、持ち越す情報を自分で選べます。相手の名前が混ざっていないかも、この段階で見直せますね。

相談を移すときは、会話全体ではなく、必要な条件を取り出します。
相談を移すときは、会話全体ではなく、必要な条件を取り出します。

商品を決めてもらう前に「選ぶ条件」をそろえよう

たとえば、離れて暮らす家族へ、普段使いの小さなバッグを贈る場面を考えます。まだ商品を決めていない段階の、オリジナルの入力例です。

入力例

家族への普段使いのバッグを考えています。私が普段好むデザインではなく、次の条件で整理してください。予算は1万円以内。軽く、両手が空く形が希望です。色と大きさは、まだ相手に聞いていません。今は商品名を出さず、相手に確認したいことを三つ、短い質問にしてください。

この聞き方なら、決まっている条件と、まだ聞いていないことを分けられます。「おすすめを十個」と頼むより先に、贈ってから使いづらくなる理由を考えられるのが利点です。

予算・使い方・未確認の好みを分けて、商品選びの前の質問を作ります。
予算・使い方・未確認の好みを分けて、商品選びの前の質問を作ります。

回答を読んだら、肩掛けがよいか、雨の日も使うか、財布や飲み物が入る必要があるかなど、相手に聞けることを選びます。ここでの質問は候補です。ChatGPTが家族の好みを見抜いた結果ではありません。

商品を探す段階では、価格、在庫、寸法、返品条件を販売元で確かめます。予算内という回答があっても、送料まで含まれているかは別です。贈り物なら、注文前に配送先を正しく指定する作業も残ります。

AI担当の解説アイコン
「まだ色を聞けていない」と残せるだけでも、相談は進みます。私なら、分からないところをAIに埋めてもらうより、家族に聞く一言を一緒に考えてもらいます。

良い相談になったから保存したい。そのとき条件が変わります

一時チャットは、役に立つ会話になったら、通常のチャットとして保存できます。保存しないまま離れた会話を、後で履歴から探し直す使い方には向きません。

ただし、保存は単に一覧に名前を付ける操作ではありません。通常のチャットに変わり、アカウントのパーソナライズやモデル改善の設定が適用されます。メモリがオンなら、その後の回答の調整に使われることもあります。

一時のまま使う場合と、通常のチャットとして保存する場合を分けています。
一時のまま使う場合と、通常のチャットとして保存する場合を分けています。

保存したいのが会話全体なのか、それとも「家族に聞く三つの質問」だけなのかを考えてみましょう。質問だけ必要なら、不要なやり取りを含めず、自分用のメモへ残す方法もあります。

人へ送る前には内容を読み直します。家族への確認なら、相手が答えやすい短い質問に整え、ChatGPTへ書いた相談内容をそのまま転送しないほうがよい場面もありますね。

「履歴にない」と「どこにも残らない」は違います

一時チャットである間は、モデル改善には使われません。一方、安全上の目的でコピーが最長30日保持される場合があります。学習に使わないことと、保存が一切ないことを混同しないでください。

GPTの外部アクションなどを通じて別のサービスへデータを送ると、送信先の取り扱い条件も関わります。今回のように選ぶ条件を整理するだけなら、外部連携を追加しない相談から始められます。

注意

一時チャットは、個人情報や会社の機密情報を入力する許可にはなりません。職場の相談へ置き換える場合も、所属先のルールや本人との約束を先に確認し、許可がない資料は渡さないでください。

履歴表示、モデル改善への利用、安全上の保持を、同じものとして扱わない図です。
履歴表示、モデル改善への利用、安全上の保持を、同じものとして扱わない図です。

迷ったら「あとで何を残したいか」から決めてみよう

毎週同じ買い物条件を見直したいなら、後で戻れる通常の会話が便利なこともあります。今回だけ別の条件を試したいなら、一時チャットを選び、始める前の設定を確かめます。

大事なのは、毎回すべてを一時にすることではありません。普段の自分に合わせたい相談か、別の相手の条件で考えたい相談か。そして、後で会話ごと残したいかを分けてみることです。

AI担当の解説アイコン
私は、最後に残したいものが「商品一覧」なのか「相手に聞くこと」なのかを先に決めると、頼み方もすっきりすると思います。贈る相手のことを考える時間に、ChatGPTをうまく使いたいですね。
タイトルとURLをコピーしました